中国語 声調トレーナー
中国語の声調は、多くの学習者にとって最も難しい部分です。しかも、自分が正しく発音できたかを教えてくれるツールはほとんどありません。下のボタンで音節を録音し、自分の音程カーブを目標と並べて、実際にどの声調を出したかを確認できます。
4つの声調
言語学では、中国語の声調を趙元任の五度式声調記号で表します。話者の音域を5段階に分け、各声調の始点と終点の高さで示す方法です。自分の声がどう動くべきかを簡潔に表せます。
| 声調 | 調値 | 調形 | 例 | 動き |
|---|---|---|---|---|
| 第1声 | 55 | ˉ | 妈mā母 | 高く平ら——最初から最後まで高い位置を保ちます。 |
| 第2声 | 35 | ˊ | 麻má麻・しびれる | 上がる——中くらいの高さから、少しずつ高く上げます。 |
| 第3声 | 214 | ˇ | 马mǎ馬 | 低く下がってから上がる——最も低い位置まで下げてから上げます。 |
| 第4声 | 51 | ˋ | 骂mà叱る | 下がる——最も高い位置から最も低い位置へ急に下げます。 |
日本語話者にとって声調が難しい理由
日本語にも高低アクセントはありますが、それは語や文のリズムを作るもので、単語の意味を変えるためではありません。中国語では1音節の中で高さが変わり、その変化が単語の意味を決めます。音の高さを「飾り」ではなく「単語の一部」として捉え直す必要があります。
もう1つの問題は、自分の間違いが聞こえないことです。話すときは骨伝導や「こう言ったはず」という思い込みが、聞こえる音を歪めます。だからこそ、音程を目で見られるグラフが、ただの聞き取り練習より役立ちます。
よくある間違い
- 第3声を文字どおりに発音しすぎる 単独では214の完全な下降上昇ですが、通常の会話では低く少し掠れた「半三声」になることが多いです。まずは完全な形で練習し、低い声域を身につけましょう。
- 第2声の始点が高すぎる 高い位置から始めると上がる余地がなくなり、第1声のように平らに聞こえます。
- 第4声が浅すぎる ゆるやかに下げると軽声のように聞こえます。第4声は最も高い位置から最も低い位置へ、短く急に下げます。
- 第1声が揺れる 途中で少し上がったり下がったりすると、安定した55が別の声調に聞こえます。
知っておきたい声調の変化
単独の声調が安定したら、次は音節間の規則的な変化です。
- 第3声が2つ続く 前の第3声が第2声になります。你好 nǐ hǎo は ní hǎo と発音します。
- 不 bù と 一 yī 後ろに来る音節によって声調が変わります。不是 bú shì、一个 yí ge、一天 yì tiān。
- 軽声 一部の音節は声調を失い、短く弱く発音されます。妈妈 māma の2つ目の ma など。
よくある質問
- 中国語の4つの声調とは?
- 中国語には4つの声調と軽声があります。五度式では第1声55(高平)、第2声35(上昇)、第3声214(下降上昇)、第4声51(下降)です。声調は単語の一部で、mā・má・mǎ・mà は別の単語です。
- 第2声と第3声の違いが聞き取れません
- どちらも高さが動くため、初心者には同じ「動く声調」に聞こえます。違いは方向と到達点です。第2声は中から高へ上がり、第3声は最も低い位置まで下がってから上がります。ペアで練習し、自分の音程を見ると早く身につきます。
- 録音はどこかに送信されますか?
- いいえ。録音はWeb Audio APIでブラウザ内だけで解析され、音声は端末の外に出ません。サーバーにも保存されません。
- 実際の会話でも声調は変わりますか?
- はい。第3声が2つ続くと前が第2声になります(你好 nǐ hǎo → ní hǎo)。また不 bù と 一 yī は後ろの音節で声調が変わります。まず単独の声調、次に変調ルールを覚えましょう。
次に学ぶ
声調が安定したら、語彙を増やしましょう。
授業で使う方へインストールも登録も不要。スマートフォンで開いて声調を録音し、音程を基準と比べられます。音読前の5分ウォームアップに最適です。